看護師の資格を活かして企業で働く「クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)」の魅力や求人先について

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看護師の資格を活かして企業で働く「クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)」の魅力や求人先について

企業で働く「クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)」という職業をご存知ですか?
フィールドナースとは、看護師の臨床経験を活かし、薬品メーカーや医療機器などを扱う企業で営業のサポートを行う看護師のことを言います。
同じ企業で働くといっても、「産業看護師」とは全く違う業務内容や立場になります。

 

フィールドナースの業務内容としては、医療機関に営業マンと一緒に同行し製品のデモンストレーションを行ったり、製品を買ってくれた医療機関に行き使用方法の説明会を行ったり、定期的な操作トレーニングを行ったり、医療機関で働く医療スタッフに勉強会や説明会を行い情報提供を行ったり、セミナーの計画・開催を行ったりなどなどです。
フィールドナースの魅力は、看護師の臨床経験を活かしながら一般企業でキャリアウーマンとして働くことができる、外資系企業なども多いため英語力などを活かしながら仕事ができる、指導能力やコミュニケーション能力をフィールドナースとして働く中でさらに身につけることができる、夜勤がなく土日祝日は休みというような規則的な勤務体制の企業が多く身体の負担が少ない、年収アップが期待できるなどが挙げられるでしょう。
看護師として医療現場で働く中で、たくさんの医療機器に触れたり使用したりしているので、その経験がフィールドナースとして活躍するためにとても役に立つと思います。
フィールドナースは看護師の資格を活かしながら働くことができる職種ですが、看護師とは全く違う分野になるためフィールドナースへの転職を考える場合には、しっかりと事前に情報を調べておくと良いですね。

 

フィールドナースの求人は、なかなかハローワークや職業斡旋所などでは情報が出ていません。
看護師の人材紹介サポート会社や就職・転職サポート会社などで求人情報を扱っていることが多いため、問い合わせたり、無料登録し求人を探してみるのがフィールドナースの求人と出会える近道だと思います。
求人の条件としては、看護師としての臨床経験が3年以上など経験からの知識を必要としているところが多いので、ある程度の臨床経験が必要だと思います。
また、フィールドナースには英語力のある看護師の需要はとても高いため、英語力のアピールも面接時などにできると採用にグッと近づくことができると思います。

 

白衣を着て働く看護師とは違い、スーツを着てOLのように働くことができるフィールドナース。
新しい分野で新しい発見がたくさんありそうですね。